最悪な日【10】

前回のお話はこちら↓

最悪な日【9】

最悪な日【10】

すれ違った女の人が

もういろいろ限界がきていた私。
まさにその時に肩をポンと叩かれました。

パッと見ると女の人が
心配そうに声をかけてくれました。

あれ?
この人、さっきすれ違った人だよね?

私はつい30秒前ほどに
すれ違った人を思い出しました。

あー、そうか。
一度すれ違ったけど、私を助けようと
わざわざまた戻ってきてくれたんだ。

もうそれだけですごく感動して
なかなかうまく言葉が出せず
オドオドしてしまいました。

でも親切にされたからといって
すぐに甘えられるわけではなく
見ず知らずの人に迷惑をかけることも
頼ることもできず
とりあえず気持ちだけ受け取って断ることに。

すると

女の人は私の表情をよく見ていて
世の母親の言う
「大丈夫」というものが
「本当は大丈夫ではない」ことを
よくわかっていたのだなと思います。

子育てしていると
なかなか人に頼ることもできず
SOSを出すことも下手くそで
感情が一杯一杯になってしまい
それをうまく吐き出せない…
そんなお母さんって
とても多いと思うんです。

そこにこの女の人は
気がついてくれたのかなあと
思います。

✳︎

続きます。




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