最悪な日【6】

前回のお話はこちら↓

最悪な日【5】

最悪な日【6】

数人に声をかけられ…

優しい視線に気がついた私。
通りすがる人も前から歩いてくる人も
みんな迷惑そうな顔はしていなくて。

ハラハラした顔で見守ってくれていたおばさまや
笑顔で共感してくれたママさん、
どうやって声をかけようか迷っていた女の人、
優しく微笑んでいたサラリーマン…

わざわざ近づいてきてくれて
声をかけてくれる人もいた。
「お母さん、がんばれ」
「大丈夫よ、大丈夫」
って言われて
もう涙が出そうになっちゃって

子育て頑張ってることを
知らない人に認めてもらえるって
すごく嬉しいことだなあって思いました。

自転車を止めたら

しばらくは進んでいたんですが
帰り道の半分くらいまで来たところで
自転車に乗せてるのが限界にきてしまって
二人ともとりあえず降ろしました。

うりくんは抱っこすればすぐに泣き止むものの
いとちゃんは一向に泣き止まず。

もう一度自転車に乗せることはできない感じ。
でも一歩も歩いてはくれない。
抱っこしようとしてもその場にしゃがみ込んで
拒否してくるので何もできず
しばらくここで立ち尽くしていたんですが

止まっていたのは大きな道路沿いの歩道で
人の通りは結構あるし
住宅も近いので迷惑だろうし
なんとかして帰らなければ、と
焦ってきたところ…

何やら強面なおじいさんが
じっとこっちを見ていて……

✳︎

続きます。

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